1995年の阪神淡路大震災では多くの人々がビルや家屋の下敷きになり多数の死傷者を出しました。この被害軽減化対策の一つとして神戸大学工学部は、文科省の特別プロジェクトの一環としてレスキューロボットシステムの開発研究を行っています。昨年8月末から同大学のご指導を基に試作ロボットの開発をはじめ、独自の工夫と試行錯誤を重ねて、おむすび形4輪駆動車輪型、重心移動型及び腕付きクローラ型というそれぞれ機能の異る3台を製作しました。これらのロボットには駆動源として世界屈指の高性能小型DCモータを使うとともに、遠隔無線操縦にて人命探索が行えるように超小型高機能CPUやビデオカメラ、また被救助者が持つ携帯電話を検知するセンサ類等の先進的な人命探索センサ類を搭載しています。国の大震災軽減対策のひとつとして神戸大学工学部は、レスキューロボットの委託研究を数年前から行っており、我社も開発に参画しています。

 

 
UMRS-V-M1(腕付きクローラー型)   UMRS-V-M2(重心移動型)
 
UMRS-V-M3(おむすび型)  

UMRS-NBOT

愛知万博出展(2005年)


本ロボット開発は住宅の床下及び天井裏などの人が入りづらい、いわゆる閉鎖空間の点検・観察
できるレール軌道上を移動するロボットの開発に取り組みました。

 

■住宅閉鎖空間検査の目的
1_ カビ検査
2_ 配管検査(漏れ、錆び、老朽化、など)
3_ 災害時(地震、水害など)発生後の点検など

 

■特徴
レール上を移動するため、正確な位置が測定しやすい。
レール上を移動するため、ロボットの回収は確実に行える。
走行駆動機構がシンプルで機能別のロボット開発が容易である。